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どうにもならないことで悩みすぎないように

 どんな面接になるかといつもドキドキするが、今回は前の病院の面接よりも比較的楽だった。病院の雰囲気は以前辞めたところと同じ慢性期。年齢層は高く、長期入院患者が多い。そういう話も以前のところを辞めた理由として話したけれど、過去の病院で部屋がなかったことにしろ、前の病院で患者層が悪かったにしろ僕はどうにもならないことで悩みすぎたのがいけなかったみたいなことを話した。別に老人が嫌いじゃないけれど、失語症の患者さんもみたいし、運動性構音障害の患者さんもみたい。嚥下ばっかりじゃ面白くないという気持ちもある。だけど、これだけ職探しをし続けて、いつまでも失業していたら生活できないし、もう自分の理想を低くしたり、妥協したりしないといけないみたいなことも伝えた。
 どのような結果になるかはわからないが、今回面接した病院はやっぱり大変かと思う。また報酬算定上でこれで算定してもいいのかとか思ってしまうかもしれないし、自分のメンタルヘルスも考えつつ、高齢者の言語療法や嚥下訓練に関われなくはないかもしれない。
 売上のことも考えつつ、どこまで僕は耐えれるか我慢大会みないなところもあるけれど、雇われて、僕に問題があれば解雇になると思うし、雇い続けてくれる可能性もあるかもしれないしそれはわからない。
 以前の病院を辞めている理由を聞いて今回面接したところでこの人は続きそうになさそうだなと判断されれば僕は採用されない。
 今回は院内も見学したので、久しぶりに高齢者の患者さんをみて懐かしかった。仲よさそうにおばあちゃんたちが手をつないで歩いていた。
 長期入院、高齢患者に対する言語療法で一般の言語療法と違う点は高齢者の症状は1日の間でも変化しやすい(高齢者の特性は様々、加齢による機能の衰えが症状に影響する)のと、ベッド上での生活に高齢患者は何を思っているのかのいうのと、あとは治療者側のモチベーションをいかに保つかというのが大切になってくると思う。訓練というか患者への日々の関わりがマンネリ化してしまうのに面白みを感じることができなくなるし、それが仕事だとしても割り切れない部分も感じる。
 性的暴言の話も最近書いたけど、患者を前にしてふざけてしまう職員の背景にはなにが潜んでいるのか?暴言を吐いてストレス発散でもしているのかもしれないし、つねに緊張しなければいけない職場だと職員は疲れてしまうと思う。性的暴言はいけなかったけど、それだけ業務内容がきつい場合は、きつさも考慮して、もっと違った形でストレス発散できなかったのかとは思う。高齢者を相手にする仕事は思った以上に肉体的にも精神的にも負荷かがかかっているのではないかと思う。
 「ケアの心理学」の著者である渡辺は次のように述べている。ケアによって自尊感情が高まるには、肯定的フィードバックが重要です。ケアを受ける人がケアに満足し、ケアに感謝する気持ちを示せば、ケアする人の自尊心は高まります。自分自身が行うケアが相手によい影響を与え、しかも相手から感謝されるときに自尊感情が高まります。こうした自尊感情の高まりが次のケアの動機づけになっていきます。自尊感情の高い人は、自分だけでなく、他人に配慮するようになります。彼らは、他人の困っている状況に関心が向き、援助しようという気持ちを強く抱きます。自尊感情の高まる体験をもつことで自己イメージは高まり、自己イメージの高まった人はケアを行い、肯定的フィードバックを経験することで、さらに自己イメージが高まるという良循環を形成しますと述べている。
 僕の自尊感情が高まるには、患者からの肯定的フィードバックがあればSTが関わっても意味がないという否定的な感情は高まらなかったかもしれない。業務上ストレスに感じることは、ケアを受ける人がケアに満足しているかどうか不明なところである。僕の担当した患者のほとんどが、ケアに感謝する気持ちを示すことは不可能であった。どのような気持ちを示しているのかは推測でしかない。推測は真相にならず、結果的に僕が行ってきたことは正しいことのなのか、間違っていることなのかがわからなくなり、否定的な感情しか生まれず、ストレスを感じたままであった。ただ開眼しているだけで、僕の方から呼びかけても何も反応がない患者に言語訓練を継続する意味があるのかどうかは、患者や家族の希望があり、さらに、患者や家族からの肯定的フィードバックを通して継続するかどうかの意味が問われるのではないかと思った。
 いたずらから電話があり、そんな病院辞めたらと言う。でも、これから面接するところが採用してくれるとも限らないし、今回採用するかどうかもわからないけど、採用されても続かないかもしれないし、また履歴書の職歴の欄が増えるのは嫌なんだけど、どうにもならないような気もする。
 前の病院は、僕がどんな人物だったかをその前勤務していた病院に問い合わせたようだ。今回の病院が問い合わせるかどうかはわからないけど、問い合わせて僕の印象とかを正直に答えられたらどこも雇ってもらえないんじゃないかと思った。2日目で退職しようとしたことや恐ろしいPTとうまくいかなかったことやストレスに弱いことや、いろいろありすぎて心療内科に通院しだしたことなど、以前の病院には報告していたので、それをありのまま伝えられたらこの人大丈夫なのって思われるかもしれない。
 いたずらもこのことは知っているので、いたずらのところが雇ってくれるかもしれないけれど、収入面で最低限の生活すらもできないので、難しいと思う。
 いたずらに20万は無理でしょって聞いたらそれは無理って言われたけど、1ヶ月10万ではきつい。
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「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。

   

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