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摂食機能療法の解釈

僕は、診断名に誤嚥性肺炎や認知症や廃用症候群があれば摂食機能療法として算定は可能かを聞いてみた。以下にその回答を掲載する。

(結論)
摂食機能療法の適応として誤嚥性肺炎・廃用症候群・認知症などは不適当と考えます。
(理由)
摂食機能障害者とは、発達遅延、顎切除、舌切除の手術または脳血管疾患等の後遺症による摂食機能障害があるものとされています。
誤嚥性肺炎は、摂食機能障害による「結果」としての病名。
廃用症候群の多くは、運動機能障害を指す病態で主には「運動器リハビリテーション」の適応が適当でしょう。摂食機能障害が著明で、同療法をすることにより摂食機能の改善が期待できる症例は適用してもよいと考えますが、廃用症候群=摂食機能療法の適用としないほうがよいと考えます。
認知症は、広義には「脳血管疾患」と考えられますが、認知症により(運動機能的な)摂食機能障害が発生している例は多くないと考えられます。認知症患者の「摂食障害」は、食べたことを忘れる等、器質的障害と考えられます。
(余談)
嚥下障害患者への具体的な治療(訓練)は、口腔への刺激と運動(舌や口唇の運動、冷却刺激、前摂食)、喉頭の運動(空気の嚥下、喉頭の内転運動)等の手技を用いて訓練を行なうとされており、これらの訓練(療法)により摂食機能の改善が期待できる症例(病名)が対象となると考えます。


Ⅹのところは廃用でも認知症でも算定しているようだ。僕は上記の解釈で納得している。院内の説明時に脳血管疾患の後遺症があること、改善の見込みがある経口摂取移行前の患者、構音障害があることをSTへの指示の条件にした。
今のところオーダー数は少ない。毎日2単位だ。もうSTいなくてもいいんじゃないかって思っている。僕も生活が大事だけど、僕の生活苦よりもインチキをしてる自分にストレスを感じる。こうやってみると、STの対象者が本当に限られてくると思う。新規養成校の計画は廃止し、STの数を抑制する方向で考えたほうがよさそうだ。失語症に関しても認知症で失語症という感じのオーダーが多く、改善は難しいと思う。

忘年会委員が決まらなくて結局くじで決めて僕にはならなかったけど、もしきまってたらどうなっただろう。司会役や準備役などいろいろあるとは思うけど、こういう行事ものが結構つらい。
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「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。

   

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