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病院選びの難しさ

 人材バンクから知らせてもらった病院に勤めいてたスタッフに連絡したところもう退職したとのことだった。どうやら合わなかったらしい。このスタッフは別に悪い人ではなかった。以前一緒に仕事をしていた。僕の予想だけど、異業種からの参入組で、リハビリスタッフの独特感についてこれないのと職場に誰も指導してくれる者が当初からいなかったというのが問題だったかもしれない。医師や看護師のように経験豊富な人が職場で教える制度みたいなことをするところは少なく、なかなか自信がつかないというか、これでいいのかっていう不安のほうが高まりそうな気がする。どこかで専門職として認めてもらわないと不安になるだけだろう。そういうことで1人職場は避けられるのかもしれない。僕は逆に1人職場にこだわっていたが、段々少なくなってきて、複数職場が増えてきた。STが多人数いる病院もあるけど、人間関係はどうなんだろう。もともとSTが少なかったころからやってるので想像がつかない。PTやOTは疾患別リハでいろいろ算定できるけど、STは脳血管リハのみ。摂食機能療法のみでやっているところもあったが、効率が悪すぎる。30分と20分では、脳血管リハで嚥下訓練と構音訓練をやったほうがいいと思う。摂食機能療法が20分になれば疾患別リハとの時間が組みやすくなるし、脳血管リハの対象障害に嚥下障害を入れるべきだったと僕は思う。昼食時に30分も見ていたら他の患者さんが見れなくなってしまう。昼食時間が1時間あるとしたら3人見れたらいいほうだろう。摂食機能療法自体が僕にとってはくせものだ。STよりも看護師のほうが算定しやすいと思う。嚥下障害と構音障害の患者さんでSTは脳血管リハで2単位、看護師は摂食機能療法で算定したほうが、収益は上がるだろう。このしくみをいくつかの病院ではやってきている。
 今だに摂食機能療法の対象者に認知症の方は含まれず、算定できる疾患がある程度決められているので対象疾患でなければ点数を取ることは難しいだろう。これは各都道府県により差がありそうだ。一番無難なのが脳のなんらかの疾患名をつけて、構音障害ありの診断がいいかも。そうやって説明した病院もある。診療報酬のことが載っている分厚い本を読めばわかるが、書いてないことをするとなぜですかと問われてしまうので注意が必要。これは僕がSTになってから、2年おきに色々変わってきたことで、その間に介護報酬が算定できるようになり、だんだん算定内容を把握するのが難しくなってきたが、もともとSTの分野はたくさん収益があがるようには思えないと感じている。養成校はSTが足りないといわなければ学生は集まらないし、もし極度に不足しているのであれば、僕はすぐ就職できたかもしれない。僕はSTの論文を書いたことがない。指導者にも恵まれなかったが、臨床と論文を書けるSTはすばらしいと思う。論文指導をできるSTは圧倒的に少なすぎる。なかなか専門性を高めるのは難しいが、それでもSTは専門性の高い職種になってほしいと思う。
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「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。

   

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