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類は友を呼びますか?

 朝から村上氏の会見を見ていて、テレビでにぎわせていた人たちが次々と逮捕されていくので類は友を呼ぶのかなって思ってしまった。
 僕の友達は仕事を辞めたいとは言っているけど、僕のようになってしまうぞといえばなんとかふんばれるようだ。
 今朝の新聞にまた、リハビリ制限の記事が載っていた。見出しだけ並べると、リハビリ制限猛反発、現場「患者切捨てだ」寝たきりに戻る不安もとある。
 医療費削減を狙い、今年の4月から患者の症状や状態に関係なく、一律の制限を実施した。
 例えば脳卒中、脳炎・脳症などは180日、手足の切断・骨折などは150日、肺がんの術後、ぜんそくなどは90日、心筋梗塞、慢性心不全などは150日とあり、脳疾患については4月28日付で制限を外せるように変更とある。
 あと、福祉分野のリハビリがまだ充実していないことが書かれている。日本理学療法士協会会員約35000人のうち、病院勤務が74%で福祉施設勤務は11%だけとある。STはどうだろう。少しずつ福祉施設勤務も増えてきてはいるとは思うけど、数的には不足していると思う。
 誰も患者を切り捨てることは望んでいないだろうし、改めて今回の無謀な改定を考え直した方がいい。今回の医療費削減策は十分な議論がなされず、十分な根拠も示されず、単に予後予測もできないリハビリ患者の現状を無視しただけの改定になってしまっている。予後予測は難しいけど、症状が完治して終わる人もいれば、完治してその後の生活に適応できてこそ本当のゴールと言えると思うので、もう決められた日数が来てしまったのであなたリハビリ終わりですよと言われても困るし、今回の改定で現場に混乱をもたらしたことに関しても憤りを感じる。
 ただ、リハビリを続けても効果が期待できない人に医療費を使うのは無駄だという気持ちが僕が勤務していた当時全くなかったかというと嘘になる。それは僕が関わっていた患者があまりにも重度で、反応が乏しく、ゴールは死という患者が多数いたからだ。リハビリの時間は20分以上と決められているので、患者の体力や状態を考えると言語訓練を一方的に20分続けるのはやっている僕も辛くなってきたので、訓練20分以下に関しては算定しない方針にした。あえて僕も辛くなったとは書いたけど、患者は辛かっただろうか?それを聞いてもわからないので勝手な僕の想像で終わってしまっている感じだったけど、一日数回顔を見に行ったり、話しかけたりするだけでも患者にとってはいいことじゃないかなとは思っている。これだけでお金をもらうのはどう考えてもよくないのでサービスなんだけど、どうすれば居心地よく入院生活を送れるかどうかはとても難しい課題だった。
 新聞記事にあるような、頑張って自立していこう!という患者と死を待つだけの家に帰りたくてもとても介護の負担が重くなるような患者を比べるのはまずいことなのかもしれないけど、入院費用の負担、介護負担、その上リハビリ負担を死ぬまで継続というのは、僕個人が負担するわけじゃないのに、非常に重たかった。そのストレスに負けてしまい、退職してしまったけれど、この問題は僕が勤務していた病院だけではないと思う。地域によっては重症度の高い患者が集中して入院しているところがある。施設の空き待ちの間に亡くなってしまうのだ。この問題は新聞記事内容とは別にもっと考えていかなくてはいけないことがあると思うし、ほったらかしにしてはいけないと思っている。
 ケアに重点を置くにしてもお金はかかる。決められた報酬内で居心地の良いケアを提供できるかどうかはわからない。必要最低限のケアは可能でも、それ以上に関わるのは正直大変だ。家族だってもう関わりたくないって思う現実もあるし、大変なことから逃げたいという素直な気持ちも認めてあげたい。それがお金で解決できたり、他にも家族の介護負担を軽減できる策はあるはずなんだけどまだまだ不十分なんだと思う。今のままだと必ずどこかにしわよせがきてしまうので不公平が生じる。働くスタッフのケアも結構大変だ。これも給与をたくさんもらえれば頑張れる人もいるかもしれないけど、そうでない人もいると思う。僕は、スタッフも居心地のいい職場でない限りいいものは提供できないものだと考えている。病院や施設のコスト削減策ってちょっと無理があるところもある。法令遵守で上手な診療報酬や介護報酬の使い方を勉強して、患者もスタッフも居心地のいい場所にすべきだと思う。
 医療福祉業界も法令遵守。人員を勝手に水増ししたり、いんちきをしているところは摘発される。法令ぎりぎり、すれすれでやっているところもあるだろうし、解釈次第ではやり方も変わってくる。
 村上氏は儲けたらだめなんですかと言っていたけど、儲けることは悪いとは思わない。儲けすぎたのが悪いんでしょっていう言い方は反感をかうかもしれない。
 医療費削減の根底にあるのは「儲け」にあるんじゃないかって思った。新しい機器、人材、いろいろお金はかかるので儲けることは悪いとは思わない。儲からなくて給与が出なくても困るからだ。
 なんだか無理やり村上氏の証券取引法違反の話とこじつけて書いてみたけど、厚生労働省が医療福祉業界の「儲け」だけを見てそれは悪いことですねと決めつけ、病院や施設側が儲けすぎたのが悪いんでしょうなんて言わないとは思うけど、それがみえみえならば国や厚生労働省の反感をかうかもしれない。その結果が医療費削減につながってしまったと考えると悲しく思う。
 ちょっと今回の記事内容は書いてて難しくなってしまった。まだ頭の中で整理ができていないようだし、僕の文章力ではいまいちで何が言いたいのか伝わりにくいかも。
 お金と命どちらが大事って聞かれたら命って答えるのが正しくて、好感をもたれる答えなのかもしれないけど、お金って答えても愚かな答えだとは思えない時代だとは思う。
 早く就職したい。
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「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを業とする者をいう。

   

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